ご 挨 拶
大分の水が綺麗な町、日田から中津へ向かう途中に
私の故郷である渓谷の町「耶馬渓町」※ヤバケイマチがあります。
お茶は40年前に渓谷の奥地の険しい山の斜面を父が開拓し、その澄んだ水と空気の環境下で
完全農薬不使用で自然まかせに栽培しています。
製茶組合も以前は15の茶農家が加盟していましたが、過疎化、高齢化、収入が低いなどの理由から
今では6軒のみになってしまいました。
この状況をどうにかしないといけない!と思い私は「蛍茶園Tenjiku」を立ち上げました。
私たち農家の次世代が、今やらなければならない事は、この恵まれた環境を活かして、
情熱と愛情を持って農作物を栽培し、直接提供できるノウハウと人間関係を築く事です。
都市部の人とのコミュニケーションをとる事ができれば、今まで以上に生産意欲がわき、
地元の若い世代が故郷の「人物」「文化」「自然」を誇りに思えば地元の活性化に繋がります。
人との距離が近くなる事で、都市の人に田舎を作ってあげることも可能になるかもしれません。
毎年6月には蛍が星のように舞う澄んだ水と空気の町「耶馬溪町」
を大分の小さな茶園「蛍茶園Tenjiku」をきっかけに多くの人に知っていただければと願います。
蛍茶園 Tenjiku
代 表 井 上 慎 也