その一 澄んだ水
 
蛍茶園のすぐ下に、地中に浸みこんだ水が豊富にあふれ出ている所があります。
その水は山奥の澄んだ空気中を降り注いだ雨が、緑茶や山のすべての植物を潤わせてから、
土から湧き出てきます。すぐ隣の日田市の日田天領水と同じく、良質の飲料水にもなり私たち
地元の集落の人の大切な資源になっています。山から出た澄んだ水はそのまま川に流れ込み、
6月には蛍が乱舞する天の川になります。
 
その二 山 

茶園がある辺り一帯は、標高400m〜500mの山が連なった渓谷で、山の上部は岩肌が出ている、
断崖絶壁の険しい山々です。山では多くの山菜が採れ、多くの野鳥や動物が生きています。
春は桜と旬の山菜が採れ、夏は湧水が麓に涼しい風を送り、秋には紅葉が山を紅色に染め、
冬は雪国のように辺り一面が銀世界になる山は、生きる源です。

 その三 澄んだ空気




澄んだ水と山からあふれ出る空気は、山奥独特の香りがします。大きく深呼吸すると
鼻の奥まで浸みこんでくる、気持の良さは一度体験しないとわからないと思います。
晴れた日の空の透明度は、夜空一面眩しく思えるほどの星が輝きを見せます。

この三つの条件があるからこそ美味しい作物が育つのです。